はじめての洋式本修復

現在、書店で売られている本の多くは洋式の冊子です。洋式本を修復するには、まず製本の技術から学ぶことがとても重要です。洋式本の基本的な歴史や形を理解し、実際に製本技術を体験してみましょう!

講座の開催日

8月20日(火)

※参加ご希望の日付をクリックしてください。

講師からのメッセージ

自己紹介
製本と本の修復が専門の、コンドウ・リエです。保存修復科では幅広い分野の授業がありますが、その中で1年次の洋式製本と3年次の洋式本修復を担当しています。洋式本は西洋の本と明治以降の日本の本が対象。本の構造を学び、修復へとつなげます。

講座のポイント
製本の技術がないと、本の修復はできません。1年次では基本的な製本技術を学びながら、各自がオリジナルの装丁を表現します。3年次では、さらに製本の技術を深め、実際に古書や壊れた本の修復を行います。

将来、本や文書の修復以外の仕事でも本に接する機会はあるので、学んだ本に関する知識や製本技術は役立つことと信じています。

参加者に一言!
この講座では、現代製本の一つである交差式製本を作ります。糸綴じを体験し、表紙の色や加工を参加者各自で選択してオリジナルなノートを作ることで、製本の楽しさを知ってください。

保存修復科

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