【産学連携】シーレックス(株)×東洋美術学校〜最終プレゼンに潜入!〜

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こんにちは、企画広報部です。
今回、クリエイティブデザイン科高度コミュニケーション専攻3年生の産学連携授業に潜入してきました!この日は、授業最終日で課題提案のプレゼンテーションをシーレックスのオフィスで行いました。

シーレックスは印刷会社の中でも「シール・ラベル」の印刷を中心とした特殊印刷を得意とした会社です。主にブランドラベル、POPシールを中心に扱っていて、複数の特許も有しています。
また、近年はSDGsや海洋プラスチック問題に配慮したより環境にやさしいシール・ラベルの開発も行なっています。

持続可能な開発目標(SDGs)や海洋プラスチック問題がクローズアップされるなど、社会環境が大きく変化する中、より環境にやさしいシール・ラベルが求められています。
シーレックスは環境方針の基本理念にも掲げております持続可能な循環社会を目指し、
・プラスチックの高度な資源循環
・持続可能な資源の活用
に配慮した表面基材、バイオマス粘着剤や改正食品衛生法のポジティブリスト(PL)に適合するホットメルト粘着剤、有機溶剤を含まないエマルジョン粘着剤、バイオマスインキなどを用いた環境配慮型ラベル 貼るプロ®グリーンシリーズの拡充に注力しています。

https://www.sealex.com/production/environment/

今回は、その環境に配慮したエコラベルがテーマ。

環境配慮型ラベルの販売促進の提案」を課題に企画・制作を進め、5グループがプレゼンをしました。

早速オフィスに到着し、皆さんプレゼンを控え緊張した面持ちです……

両手を上にぐーーーーんと伸ばして緊張をほぐします!
皆さんの顔に笑顔が…!プレゼン頑張れ〜!

発表したグループの中から3つほど提案内容を紹介したいと思います。

こちらのチームは、環境を意識した購買が多い60代女性をターゲットに孫とのコミュニケーションを取るきっかけとなるお菓子のパッケージやラッピングの提案をしました。
桜の花が散りばめられたパッケージのほか、すごろく付きのパッケージには貼って剥がせる性質を持った環境配慮型ラベルを、包装紙留めとすごろくのコマに使用する提案をしていました。

続いてのチームは、現在のシーレックスが営業に強い反面マーケティングが弱い事を挙げ、マーケティング強化のためにSDGsに関心のある企業に向けたギフトショーへの出展と、知名度をあげるためのブランドCMを提案しました。
こちらのCMはシーレックス(株)社員の「江鹿(えしか)くん」がハンドパワーで廃材をエシカルペーパーラベルに変えるという内容で、写真のように動画を流しながら実際にアテレコする形で3作品発表しました。
内容はとてもシュールで面白かったです笑
写真で伝わらないのが勿体無い……泣

毎グループ、プレゼンが終わるとシーレックスの社員の方々からフィードバックをいただきます。
ドキドキの瞬間です。

最後のグループは、海洋プラごみに目を向け小学生とその親をターゲットに、子供から大人へ環境意識を持ってもらうため、環境配慮型のペットボトルのラベルを提案しました。
また、子供が集まる施設で提供することを考え、同じく環境教育・ワークショップを行なっている川崎水族館(カワスイ)へ企画提案を行い、賛同・協力をいただいたそうです。

デザインは、アロワナ・パンサーカメレン・オニオオハシの3種類でラベルには、カワスイと東洋美術学校の共同プロジェクト製品であり、再生プラ原料を使用し環境に配慮していると記載されていました。

ということで5グループの発表が終了し、最後はどのグループが一番良かったか投票で決めます。
緊張しますね!

僅差で環境配慮型のペットボトルのラベルを提案したチームが選ばれました。
選ばれたチームへ、シーレックスからプレゼントが贈呈されました!
おめでとうございます!

プレゼンが終了し、集合写真を撮影📷
皆さんいい表情ですね!!
お疲れ様でした!

プレゼンが終了し、最後はシーレックスが手がける製品の説明を聞きました。
薬局やスーパーで見かけるあのラベルを作ってたんだ!と驚かされました。
また、ラベル・シールの企業努力や制作秘話などを聞くことができとても楽しかったです!

学校生活の中で、会社のオフィスでプレゼンテーションを行う機会は数少ないと思います。
貴重な経験は必ずこれからの人生に活きてくるので、ぜひ振り返ってみてくださいね!

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