2020年11月6日(金)に、株式会社トンボ鉛筆による「水性グラフィックマーカーABT(以下 ABT)」を用いたワークショップを開催し、本校のイラストレーション科イラストレーターコースの生徒が参加しました。
「ABT」とは?
アートシーンを牽引する「筆+細字」のツインタイプ・グラフィックマーカーです。筆のようにしなり、細めの線もきれいにかけて、インクは水性タイプで108色もあります!
バランスよく構成された108色の中にはドローイングに不可欠なグレー系も充実しており、色を掛け合わせることで描ける色がどこまでも無限に広がります。
また「ブラッシュレタリング」のような文字表現にも適しています。
ワークショップの様子
トンボ鉛筆のスタッフの方とイラストレーターのMasaki Nakamuraさんによる「ABT」の紹介・実演の後、参加生徒たちも実際に「ABT」に触れてみました。
「ABT」には、複数の色を混ぜて鮮やかなグラデーションを作り出す「カラーブレンディング」や非吸水面(クリアファイルなど)にインクを出し霧吹きで水分を足した後に紙を載せ、紙面にインクを吸着させる「スプラッシュアレンジ」などの技法がありました。
生徒たちは好きなインクを選び、思い思いに出してはハンドレタリングや背景制作を行いました。
他にも、108色あるカラーリングをトーンや色相に合わせて描く人物クロッキーにも挑戦!
イラストレーターのNakamuraさんはクロッキーが得意な方なので、描いたクロッキーを一人ひとり講評していただきました!
「ABT」の色の種類や使い方などの詳細は公式サイトよりご覧ください。