全国建設業協同組合連合会主催の『仮囲いデザインコンテスト』(2019年度)東洋美術学校 クリエイティブデザイン科 高度コミュニケーションデザイン専攻在校生のものが採用案となり、9月30日(水)に『東京駅前常盤橋プロジェクト』現地にて公開されました。
当日は公開にあわせ TOKYO TOKIWABASHI Vision Studio(大手町)にて、記者会見がおこなわれ、受賞した生徒によるプレゼンテーション、審査委員長は古谷 誠章氏(建築家・早稲田大学教授)の総評がおこなわれました。
今回のデザインは工事現場と計画される建物を「お弁当」に見立てたもの。古谷審査委員長によれば、該当プロジェクトの特性や立地をふまえ、学生らしいアイデアながらも、仮囲いの条件として十分に実現可能な点が採用に至った理由であるとコメントをいただきました。
先立つ9月17日には『TOKYO TORCH』と施設名称も発表となり、2021年から2027年にかけ段階的に開発・公開される『東京駅前常盤橋プロジェクト』。近年、盛んとなっている東京都内の再開発において、最大規模のプロジェクトの建設現場を彩る貴重な機会となりました。
高度コミュニケーションデザイン専攻では、従来的な広告物・エンターテーメントとしてのデザインに限らず、より範囲と深度を持ったヴィジュアルコミュニケーション、デザインをひとびとの生活基盤となるインフラストラクチャと解釈し、この数年、教育プログラムを設計して参りました。今回はその象徴的な機会となりました。
関係者の皆様に重ねて御礼申し上げます。
コンペティション概要
場所:東京駅前常盤橋プロジェクトA棟
東京都千代田区大手町2-6-4
※2020年 年内いっぱいの展示となります
主催|全国建設業協同組合連合会
協賛|東日本建設業保証株式会社
後援|一般社団法人全国建設業協会 / 一般社団法人東京建設業協会 / 一般財団法人建設業振興基金 / 西日本建設業保証株式会社
協力|三菱地所株式会社 / 戸田建設株式会社